ヒューマンアカデミーのwebデザインのオンラインスクールの受講が始まりました。
教材もしっかり届き、6ヶ月の受講期間の始まりです。
最初のカリキュラムはwebリテラシー。
他のwebデザインスクールの多くも、このwebリテラシーとか、web概論というのがカリキュラムに含まれていて、最初に学ぶようになっていると思いますが、
webリテラシーって何?
という人も多いと思います。
(もちろん僕もその1人なのでご安心ください。)
webデザイナーを目指すなら、まずは知っておきたい内容が、webリテラシー講座の中にたっぷりと含まれています。
たのまなでの最初の動画講座のwebリテラシーとは?その中身をザックリとご紹介いたします。
webリテラシーとは?
まずはそもそもwebリテラシーとは何か?別のスクールではweb概論とも言いますが、それ単体でも認定試験があります。
ただ、webデザインスクールのカリキュラムの中でのwebリテラシーは、その中でもコンピューターとは?インターネットとは?といった、web業界で仕事をするにあたっての一般教養的な位置づけだと思います。
専門的な言葉もたくさん出てきますが、実際にたのまなのwebリテラシーの動画講座では、講師の方が「ザックリとそういう物があるんだな〜と理解していただければ大丈夫です。」と何度も言っていました。
webリテラシーの検定を受けるのであれば、深く理解する必要があるかもしれませんが、webデザイナーを目指すのであれば、言葉の雰囲気を理解し、イメージできればOKな内容になります。
そんな教程の内容の中から、webデザインに必要になりそうな事を取り上げてみます。
教程1:コンピューターについて。
まずはこれから仕事道具となるコンピューターについて。
webデザイナーになれば、ノートパソコンかデスクトップか、はたまたタブレットPCも使うかもしれません。
これらの事はデバイスと呼びますね。
webサイトは様々なデバイスで見られる事になるので、どのデバイスでも見やすくなるような、レスポンシブデザインが今や常識。
そのコンピューターについて、ハードウェア、ソフトウェア、OSといったコンピューターの構成、動作や表示される仕組みに関する講座になります。
そしてコンピューターで表示されているものは全て、細かく分解していくと0か1に分類される2進数で構成されている事。
そのため、文字コードや色コードといったコードが必要になり、入力したコードと表示するコードが異なると、文字化けしたりしてしまいます。
それからjpegやpingという拡張子についても講義があり、画像や動画、音楽がコンピューターによってどのように表示されるのか?についても学んでいきます。
教程2:ネットワークについて。
ネットワークについて、
- ネットワークとは?
- インターネットとは?
- webとは?
といった順序でweb業界で必要になる知識を学びます。
ネットワークというと、リアルな世界での人と人との繋がりもネットワークですね。
中でも世界中とインターネットで繋っているネットワークを、今後は利用して仕事をしていく訳ですし、インターネットを利用している人がお客さんとしての対象になっていきます。
なのでこれも必要な知識ですね。
この後に出てくるサーバーの事にも少し触れますが、web上でのネットワークはネットワークエンジニアさんがいるほど専門的で難しい分野です。
IPアドレスやURL、ドメインなど、詳しくはエンジニアさんの分野になりますが、webサイトを表示するために必要な、いわゆる住所の部分についての知識を得て、正しく表示されるようにしていきましょう。
教程3:サーバーについて。
サーバーについても、サーバーエンジニアさんという専門の職業をしている人がいるほど奥が深い分野。
これもザックリと理解していくのがこの教程です。
サーバーと言っても、要はデッカいコンピューター。
ただし、インターネットに繋がり続ける必要がありますし、複数の人が同時に利用します。
その為に電源は複数繋がり、24時間年中無休で安定して動いているデッカいコンピューターのサーバーを通して、我々はインターネットを利用し、そして世界中と繋がっている訳ですね。
webサーバーにはインターネットサーバー、メールサーバー、データ専用のサーバーがありますし、今はクラウドサーバーもあります。
例えばメールの話がわかりやすいですね。
メールを送信すると、一旦メールサーバーに届き、そこから指定のメールアドレスに送られて見ることができるようになりますが、送られた人はメールサーバーにアクセスする事でもメールが見られます。
それと同様に、ホームページやwebサイトのデータファイルをサーバーにセットして、そこにアクセスする事で様々なサイトが見られます。
多くの場合は共用サーバーのレンタルサーバーを借りて、そこにこれから作るwebサイトのデータをアップロードし、それを利用してホームページなどのwebサイトをインターネット上に公開するという訳です。
教程4:マルチメディアの扱いと今後のweb
webリテラシー講座の最後の教程では、マルチメディアについて、その言葉以上にマルチに多様化しているメディアについての考察?とも言えるような内容です。
5G通信の普及によって、今よりも更に大きなデータをスムーズに扱えるようになるので、単位も一昔前にはメガなんてありえないと言われたところから、今はテラも当たり前。
扱えるデータ量もどんどん増えています。
もう一つのキーワードがAI。
もしかしたらwebサイトのデザインやコーディングもAIによって自動化される時代もすぐに来るかもしれません。
しかしながら、今、デザインやコーディングを学んでおく事は無駄にはなりません。
例え自動化のツールが発達したとしても、その基となる部分を知っているのと知らないのとでは、使い方にも差が出ますし、それらのツールを使いこなす事や提案するのも、プロとしての知識や技術が役に立つでしょう。
もちろんツールが有料であれば、それらのツールを持つ事や使える事も仕事をする上では武器になります。
更にwebに関してならば、今後はますます広がっていく事が予想されます。
それを踏まえると、早目に足を踏み入れるべきだと言えそうですね。
webリテラシー講座のまとめ。
webデザイン講座の導入部分に位置するwebリテラシー講座は、特に課題や実習はありませんでした。
いわゆる講義です。
全部で4時間ほどの動画講義なので、1日で全部見て終了させる事もできますが、内容としてはかなり濃い内容がギュギュっと詰まっています。
担当の先生の話し方はかなりわかりやすく、初心者でもすんなりと受け入れて聞く事ができますが、全てを理解するのは不可能。
でもそれで良いのがこのwebリテラシー講座でした。
ちなみに僕は2日に分けて受講しましたが、なかなか頭がパンパン…
ただ、これからwebで仕事をしていくに当たって必要な知識が得られたのではないかな?と自分では思いますし、率直な感想です。
webとは?コンピューターとは?インターネットとは?
これらを何となく理解した上でないと、webデザイナーは目指せませんからね。
追記:学習を進めていくと、このwebリテラシー講座で学んだ言葉で繰り返し登場する言葉もたくさんありました。webサイトをデザインして公開するためには、ここで学んだ仕組みという概念が必要不可欠ですね。