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おしゃれで個性的なポストカードを作りたい方必見!Photoshopを使ったデザインの基本手順

お店のポストカードって、単なる告知に終わってしまうことも多いですよね。

でも、Photoshopを使えば、自分好みのデザインでオリジナルのポストカードが作れます。

今回は、Photoshopを使って店舗向けのポストカードを作る方法を解説します。

お客様を魅了するような、お店の魅力を引き出すデザインのポストカードを作ってみませんか?

Photoshopでポストカードの作り方。

ヒューマンアカデミーのたのまなで学習した事をなぞる感じになりますが、Photoshopを使えばポストカードも作ることができます。

まずはPhotoshopでポストカードを作る時の基本的な手順を以下に示します。

新規ドキュメントの設定

Photoshopを開き、新規ドキュメントを作成します。サイズはポストカードのサイズに設定し、解像度は300dpi~350dpi程度に設定します。

Photoshopでは新規作成の時に沢山のプリセットが用意されているので、その中から印刷用のハガキの設定を選択すると読み込んでくれます。

今回はハワイアンなカフェのポストカードをPhotoshopで制作していきます。

素材を配置しよう!

 

まずは背景色や背景画像を設定しますが、その時には自身のイメージするポストカードに適した色やイメージの画像を選びます。

ハワイの風景のイラストを使用しました。

次にテキストを配置していきますが、先に手書きのラフなデザインを考えて描いておくのもおすすめですよ。

テキストツールを使用して、店名や説明書きなどのテキストを追加します。テキストを追加したらフォントやサイズ、カラーなどを調整します。

  • 使用フォント:源ノ角ゴシック JP(BOLD)
  • フォントカラー:#ffffff(白)
  • ワープテキストを適用

更に画像を追加する場合は、ファイルを開いて、ドラッグアンドドロップするか、ファイルメニューから開いて埋め込み配置をします。

文字が目立つよう、それからハワイを更に感じられるようなグラフィック素材を文字の後ろに追加しました。

画像は必要に応じてリサイズ、回転、トリミングなどを行いますが、取り扱う画像はスマートオブジェクトに変換するのを忘れないようにしましょう!

レイヤーを使用して、テキストや画像などの要素を組み合わせ、要素をグループ化して重ねていきながらデザインを作成していきます。

Photoshopではレイヤーのブレンドモードを変更したり、調整レイヤーを使ったり、不透明度を調整したりして、見栄えを調整することができます。

やはりテキストを目立たせたいので背景画像の透明度を半分ぐらいに下げておきました。

テキストにはエフェクトをいくつか適用し、花のイラストを重ねてクリッピングマスクで切り抜いています。

テキストエフェクト

  • 境界線:白、6px
  • 黒のドロップシャドウ
  • 不透明度40%、ブレンドモードは乗算のシャドウ(内側)

ファイルの保存と印刷用に書き出す方法

Photoshopでは単に画像を保存するだけでなく、ファイルを保存して、印刷用のデータに書き出したり、メールやSNSなどを利用してPSDデータ自体を共有する事もできます。

印刷会社によってPSDファイルだったりPDFだったりと納品形式が異なりますので、指定されているフォーマットでの書き出しが必要になります。

ちなみにPhotoshopでPDFで書き出す方法は、ファイルメニューで別名で保存を選択してファイルの種類をPDFにすると書き出せます。

これも覚えておいた方が良いテクニックです。

以上が、Photoshopを使用してポストカードを作成する基本的な手順。スキルさえあれば様々なデザインのアイデアを形にして、さまざまなカスタマイズを追加することができます。

おしゃれなポストカードをデザインするコツ

おしゃれなポストカードをデザインするためにはいくつかのコツがありますので、デザインする時には押さえておきましょう。

カラースキームを考える

カラースキームは、デザイン全体の雰囲気を決定する重要な要素です。明るく華やかなデザインを作成する場合は、明るい色を使ってカラフルにすることができます。

一方でクラシックで落ち着いたデザインを作成する場合は、モノクロやナチュラルな色合いを使うことができます。

テキストのフォントを選ぶ

フォントはデザインの印象を大きく左右する要素です。おしゃれでモダンなデザインを作成する場合は、シンプルでクリーンなフォントを選択することが多いです。

手書きのフォントや装飾的なフォントを使用して、可愛らしいデザインを作成することもできます。

ターゲットをイメージし、お客様が好みそうなフォントを選定しましょう。

テキストの配置を考える

テキストの配置はデザインのバランスに影響します。

デザイン全体に均等に配置することもできますが、大きさを変えたりテキストを斜めに配置したりワープテキストを使うことで、デザインに動きを加えることもできます。

イラストや写真を使う

イラストや写真を使用することで、ポストカードに個性を与えることができます。自分で描いたイラストや写真を使用することもできますし、ロイヤリティフリーの素材を使用することもできます。

レイヤーを使ってデザインを構成する

Photoshopでは配置した素材がレイヤーを使って構成されることで、要素を簡単に編集することができます。

テキストやイラスト、写真など、各要素を別々のレイヤーに配置し、デザイン全体を後から調整することができます。

要素ごとにグループ化しておくことでレイアウトの調整もしやすくなります。

これらのコツを活用することで、おしゃれなポストカードをデザインすることができます。参考にしたいポストカードを見つけたりしながらデザインのアイデアを多く収集し、独自のスタイルを見つけることも重要です。

ポストカードのサイズ

一般的なポストカードのサイズは、国や地域によって異なりますが、以下は一般的なサイズの例です。

日本のハガキサイズ:100mm × 148mm (縦長)
アメリカのポストカードサイズ:4インチ × 6インチ(約102mm × 152mm)(横長)
印刷物をデザインする時は主にmmを単位として設定しますが、pxで設定する時のミリとピクセル(px)の変換は、一般的には以下のような数値になります。

ただし、設定している解像度にも依存します。ここではポストカードの印刷用に300dpiの解像度の場合の値を示します。

日本のポストカードのピクセルサイズ

1ミリメートル ≒ 3.78ピクセルなので、日本のハガキサイズは、

約378px × 559px(縦長)

となります。

アメリカのポストカードのピクセルサイズ

アメリカのポストカードサイズは、

約382px × 572px(横長)

となります。ただし、実際にはプリンターや印刷所によって異なる場合があるため、デザインの際には印刷先で指定されているサイズに合わせることが重要です。

塗り足しとトリムマーク

ポストカードを印刷する際には、塗り足しやトンボ、トリムマークが必要です。

これらは、印刷会社が正確なサイズで印刷するために必要な情報を提供するためのものです。以下に、それぞれの役割と作成方法を説明します。

塗り足し

塗り足しとは、印刷時に紙が少しずれた場合でも、背景色やデザインが欠けることがないように、デザインの外側に少し余白を設けることです。

これによって、デザインが端まできれいに印刷されます。

一般的には、デザインサイズよりも大きめのサイズで作成し、背景色やグラデーションなどを含めて全体を塗りつぶします。

トンボ

トンボとは、デザインの端から印刷可能領域までの距離を示す線のことです。印刷時には、トンボを切り落とします。トンボは、デザインサイズよりも大きめのサイズで作成し、印刷可能領域を示す線を引きます。トンボには、カットラインとセーフエリアを設定することが一般的です。

トリムマーク

トリムマークとは、トンボの端に設定する、印刷するサイズの枠線のことです。トリムマークは、塗り足しの外側に設定します。トンボと同じく、デザインサイズよりも大きめのサイズで作成します。

印刷用のテンプレートを利用しよう!

Photoshopを使えば、ポストカード印刷用のこういった要素を作成することができます。塗り足しは、デザイン全体を選択して、新しいレイヤーを作成し、背景色で塗りつぶします。

トンボとトリムマークは、線やシェイプツールを使って描画することができます。

また、Photoshopには、印刷用のPSDテンプレートを提供するサイトや、印刷会社が提供するPSDのテンプレートもあります。

(例えば下の画像のような感じで印刷に適した入稿用のテンプレートを配布しています。)

印刷会社によって仕様が異なるため、デザインを始める前に、印刷会社に確認することが重要です。印刷会社のホームページでテンプレートがダウンロードできる場合にはそれを使う方が間違いないです。

Photoshopで作るメリット

おしゃれなポストカードをデザインするコツをすでにお伝えしましたが、Photoshopを使えば他にも様々なデザインを作成する事ができます。

Photoshopは、レイヤーやフォント、イラストや写真を自由自在に編集することができる強力なツールです。

以下に、Photoshopを使っておしゃれなポストカードをデザインするためのいくつかの追加のコツを示します。

手描きの要素を追加する

Photoshopには、様々なブラシやペンツールがあります。これらを使って手描きの要素を追加することで、デザインに個性を加えることができます。

グラデーションやテクスチャを使用する

グラデーションやテクスチャを使用することで、デザインに奥行きを与えることができます。Photoshopには、多くのグラデーションやテクスチャがあらかじめ用意されています。

フィルターや効果を使ってカスタマイズする

またPhotoshopには、多くのフィルターや効果が用意されています。これらを使って、デザインに特別なエフェクトを加えることができます。

ただし、効果のかけすぎには注意が必要です。

レイヤースタイルを使用して、要素を装飾する

Photoshopのレイヤースタイルを使用することで、要素に陰影やグローなどの特別なエフェクトを加えることができます。レイヤースタイルは、テキストやシェイプ、イラスト、写真などの要素に適用することができます。

これらのコツを使って、Photoshopを使っておしゃれなポストカードをデザインすることができます。Photoshopは、自由度が高く、編集力が強いツールですが、学習に時間を要する場合があります。Photoshopを使いこなすためには、練習と実践が必要です。

まとめ

おしゃれで個性的なポストカードを作りたい方必見!Photoshopを使ったデザインの基本手順をご紹介しました。Photoshopならステップバイステップで、自分だけの素敵ななポストカードを作ることができます。

記事では、ポストカードのサイズや解像度の設定方法から始まり、背景色やテキストのフォント選び、イラストや写真の追加方法についても詳しく解説しました。 さらに、カラースキームの選択やテキストの配置のコツなども紹介しています。

手描き要素の追加方法やグラデーション、テクスチャの使い方、レイヤースタイルの活用方法など、デザインにアクセントを加えるテクニックもたくさんあるので、これらのテクニックもじっくりと探して身につけてください。

ぜひこの記事を参考に、自分だけのオリジナルなポストカードを作成してみてください。他のデザインにも挑戦したくなること間違いなしです。クリエイティブな時間を楽しんで過ごしましょう!